発想法『KJ法』
こんばんは( ´ ▽ ` )
今回の記事は前回の発想法
『ブレーンストーミング』の
派生発想法である、
『KJ法』を皆さんにご紹介しようと
思います😁
もしまだブレーンストーミングの
記事をみていない人がいれば
こちらから飛べます!
KJ法について
KJ法とは
BS等でカード化された多くの意見・アイディアをグループ化し、論理的に整序して問題解決の道筋を明らかにしていくための手法がKJ法です。
以下、ゼミでのグループ研究のテーマを確定していくための手続という想定で、その段取りを説明します。
KJ法の7つのステップ
第1ステップ
:まず、BS等の手法で
作られたたくさんのカードを
ばらばらに広げてみます。
第2ステップ
:カードに記載された
「1行見出し」を眺めながら、
関連性のあるカードを重ねていきます。
最後に、それぞれのグループの内容を
簡潔に表す見出し=「表札」を
つけて上に載せます。その上で、
それぞれのグループのカードを
輪ゴムで束ねます。
*第2ステップの作業では、
以下の点に注意して下さい。
- 1グループのカードは最初は数枚程度。
- はじめから大きくまとめようとしない。
- 1枚のまま残る「一匹オオカミ」があってもかまわない。
- 無理に他のグループと一緒にしない。
第3ステップ
:第2ステップで作った小グループの
「表札」を眺めながら、
互いに親近性のあるグループを
中グループにまとめます。
この作業を何度かくりかえし、
10近くの大グループにまとまったら
グループ化作業は終了です。
大グループにも表札をつけますが、
グループ分けがすべて
終わってからというのでなく、
カード全体の3分の2程度が
まとまってきたところで、
グループ分け作業と並行して
表札作りを進めて下さい。
第4ステップ
:ここからいよいよ
論理的整序の段階に入ります。
グループ間に論理的な
関連性ができるよう
大グループのカードの束を
並べ替えます。
「空間配置」と呼びます。
配置の意味する内容を、
ストーリーのように
つないでしゃべれるようにする、
というのがコツです。
第5ステップ
:空間配置ができたら、
カード束の間隔を広げ、
それぞれ1段下の段階
までほぐしてみます。
その上で、もとのグループの範囲内で、
ただし隣接する大グループ
(およびその1段下の束)
との親近性に注意しながら
中グループレベルの
空間は一を行います。
これでカードの作業は終了です。
第6ステップ
:カードで作った空間配置を別の紙に
写し取るのが次のステップです。
その際、上の図のように、
グループ間の関連の
内容を示す記号を使って、
空間配置の論理連絡が
分かるようにします。
たとえば次のような記号を使います。
――:関係あり
→:原因・結果
←→:互いに因果的
>――<:互いに反対・対立
第7ステップ
:いよいよ最後のステップです。
図を見ながら、
すべてのグループのうち
どれが重要と思うか、
各自最高5点から1点の順で
点数をつけます
(6番目以降は点数をつけない)。
総得点が最も高い5つの
グループをゼミでの
グループ研究のテーマとします。
研究にあたっては、
KJ法によってえられた中
テーマ等が主要な研究項目と
なるでしょうし、
また図解の「因果連関」も
重要な指針を
与えてくれるでしょう。
このようなステップを踏みKJ法を行うと
無限のようにアイディアが生まれてきます(^^)
アイディアは仕事でもプライベートでも
両方必要になると思うので
ぜひぜひみなさんも
KJ法してみて下さい( ´ ▽ ` )